こんにちは。人生を最大化するお金の使い方を研究しておりますよっぴーと申します。
今回は他人にお金を使ったほうがいいよーという偽善者みたいな話をしていきたいと思います。
皆さんは周りの人にお金を使っていますでしょうか。
- 友達の誕生日をお祝いする。
- 慈善団体に寄付をする。
- 後輩にご飯をおごる。
などなど、自分ではない誰かのためにお金を使った経験があると思います。
人にお金を使ったときってどんなことを思いましたか?
恐らく「あんなお金の使い方しなきゃよかった!」と思っている人は少ないと思います。
なぜなら、自分以外の人にお金を使うことで逆に自分の気分が良くなるということが分かっているからです。
というわけで今回は、「自分が幸福感を感じるためにも他人にお金を使っていきましょうぞ」という話をしていきます。
皆さんの今後のお金の使い方の参考になれば幸いです。
本記事の内容はこちら!
- 他人にお金を使うと幸福度が上がる
- 他人にお金を使うときの注意点
こんな人にオススメです!
- お金の使い方がわかんない。
- お金を使ってても楽しくない。
- 自分以外にケチすぎる。
この記事を読めば、人にお金を使うとむしろ自分が幸せになるよーということが理解できます。
以下の参考文献を基に書いています。
他人にお金を使うと幸福度が上がるという話※使い方に要注意です。
それではさっそく、他人にお金を使うといいことあるよーという話をしていきたいと思います。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
他人にお金を使うと幸福感が持続する
結論ですが、他人にお金を使いましょう。
なぜなら、自分にお金を使うよりも他人にお金を使ったほうが幸福感が持続するということが明らかになっているからです。
シカゴ大学の研究
96人の男女に5日間毎日5ドルずつ渡し、二つのグループに分けて実験を行いました。そのグループとは、
- 自分のために使うグループ
- 他人のために使うグループ
です。つまりもらったお金を自分に使うか他人に使うかで感情がどう変わるのか調べたというわけです。
その結果、
- 自分のためにお金を使ったグループは5日間で少しずつ幸福度が低下した。
- 他人のためにお金を使ったグループは5日間で幸福度が高い位置を保ち続けた。
ということが明らかになったそう。これへぇーって話ですよね。
さらに2つ目の実験もございます。
502人の男女を集めて、クリアするたびに0.05ドルもらえるパズルゲームで遊んでもらい、自分でもらうかチャリティーに寄付をするか選択してもらいました。その結果、
- チャリティーに寄付したグループのほうが幸福感が持続した。
ということが明らかになったそう。これへぇーって話ですよね。
つまり、毎日自分の好きなものを買っていたらだんだん喜びは減っていくが、他人のために使っていたら幸福感は持続しやすいというわけです。
どんなに嬉しい買い物でも、買ったときが一番幸福でだんだん慣れていきますもんね。
「与える」には比較がない
なぜこんなことが起こるのかと言いますと、
- 自分が「もらえるもの」に意識を向けると無意識にでももっと良い物と比較をしてしまう。
- 自分が「与えるもの」に意識を向けると比較が起こらず、与えたという幸福感だけに集中できるようになる。
という理由からだそう。
やっぱり不幸の原因というのは比較からくることが多いみたいです。
確かに欲しい物はより良いものが際限なくありますが、あげるときはそんなこと考えないですもんね。
中にはお金は自分で使ったほうが楽しめるという人もいるかと思います。
なので、一度騙されたと思って自分以外の人のためにお金を使ってみてください。結局自分が嬉しくなることを実感していただけるかと思います。
自分よりも他人にお金を使うと幸福感が持続する。
貧富の差は関係ない
ここまで、他人にお金を使ったほうがいいよーという話をしてきましたが、こんなことを思った方もいるでしょう。
- お金持ちだからできるんじゃない?
- 他人にどうお金を使えばいいかわかんない。
- お前お金の何様やねん黙れボケ
失敬。ここからはそんなお悩みを解決する研究を紹介します。
ブリティッシュコロンビア大学の研究
ブリティッシュコロンビア大学は136か国を対象にお金の使い方と幸福の関係を調べました。その結果、
- 他人に対してお金を使ったほうが幸福度がアップする。
- 人種や年齢、貧富の差は関係がない。
ということが明らかになりました。これへぇーって話ですよね。
つまり、あなたがいくつでもどんなに収入が高くてもそんなことは関係なく他人にお金を使うほうが幸せになれるというわけです。
お金がないから関係ないやというのはやめておきましょう。
他人にお金を使う3つのポイント
さらにこの研究ではどのように他人にお金を使えばよいのかということも明らかにされております。
まとめると以下の3つをポイントにするべきだそう。
- 自立感:自分で好きなもの事について決定できるという感覚。
- 有能感:自分の能力に合ったことができるという感覚。
- 関係性:周囲にいる人といい関係を保つことができるという感覚。
特にこの中では『関係性』が最も大事であり、お金を使うことで周囲の人からの評判がよくなるほど幸福度がアップするそうです。
つまり、自分が選んで買ったプレゼントで周りの人と良好な関係が築けるということが、他人に使う際のポイントだということみたい。
これは皆さんも今までにご経験があるのではないでしょうか。プレゼントをあげたことで話す機会が増えたりしますもんね。僕は経験ありませんが。
貧富の差に関係なく、相手と関係性が良くなるお金の使い方がグッド。
他人にお金を使う時の注意点
ここまで、「他人にお金を使うとむしろ自分が幸せになるよー」という話をしてきました。
ここまで読んでくださった皆さんの中には、
- プレゼントを積極的にしよう!
- どんどん誕生日をお祝いしよう!
と思ってくださった方がいらっしゃると思います。そう思っていただけると非常にうれしいです。
でもプレゼントの贈り方にも注意が必要です。なぜなら、世の中のプレゼントは失敗に終わってしまうことがあるからです。
リアクションを優先しがち
プレゼントを贈る時に多くの人は失敗しがちです。なぜなら、相手が喜ぶ顔を見たいがためにプレゼントを選んでしまうからです。
シカゴ大学の研究
シカゴ大学は「なぜ多くの人はプレゼントの選択を間違えてしまうのか?」ということを調べるために357人を対象に実験を行いました。具体的には、
- 参加者を【贈る側】と【もらう側】に分けたあと、全員に名前入りのマグカップ(インパクト重視)と機能的なマグカップの二つを見せる。
- 自分だったらどちらのマグカップを選ぶかを決めてもらう。
という内容です。
つまり、インパクトが大きいプレゼントか長期的に使いやすいプレゼントのどちらが嬉しいと思うのかを調べたというわけです。
その結果、
- 贈る側のときは短期的なインパクトを好む。
- もらう側の時は長期的な実用性を好む。
ということが明らかになったそう。これへぇーって話ですよね。
つまり、プレゼントを贈るときは相手が目の前で喜んでくれそうなプレゼントを選びがちなんだが、もらうほうはリアクションよりもその後の方が大事だと考えているというわけです。
プレゼントはあげる側ともらう側で認識に違いがあるということですね。なるほどです。
冷静に考えれば当たり前のように感じるんですが、いざ渡す側になるとバイアスがかかってしまうそう。
目の前で開けないと考える
ここまで、人は相手のリアクションが見れるようなプレゼントを選びがちだよーという話をしました。
でも皆さんは、
って思ったかと思います。せっかくあげるなら相手にもっと喜んで欲しいと思うはずですもんね。
イメトレが大事
どうすればすべらないプレゼントを贈れるかと言いますと、プレゼントを買う前のイメトレが大事です。
どんなイメトレかと言いますと、
相手が自分の目の前でプレゼントを開けないとしたらどんな反応をするだろう?
と考えるということです。これへぇーって話ですよね。
先ほどは「人は相手のリアクションを楽しみにするから失敗しがち」という話をしました。
なので、仮に目の前でリアクションが見れなかったとしても相手が喜ぶかどうかを考えるということです。
確かに「目の前でプレゼント開けてもらわないと喜んでもらえているかどうかわからないよ!」という人もいるかと思います。
第一に相手が幸せかどうか
でもプレゼントをもらったときに、喜んだ反応をしない人っているんでしょうか。
普通に繋がりがある人や仕事の関係の人からプレゼントをもらって、目の前で喜ばない人はいないかと思います。
そんなことをしたら、今後の人間関係にひびが入りますもんね笑
プレゼントをあげるときに一番大事なことは、もらった人がプレゼントを使って本当に幸せになるかどうかです。
自分が嬉しいかどうかはその次に大切です。
真に喜ぶプレゼントを渡すためにも、相手が部屋で一人でプレゼントを開けたとしても喜ぶかどうかを考えて選んでみましょう。
他人にお金を使う時は、リアクション重視にならないことを忘れない。
他人にお金を使うまとめ
ここまで他人にお金を使ったほうが自分が幸せになるよーという話と、他人にお金を使うときの注意点について書いてきました。まとめます。
- 他人にお金を使いましょう。
- その方が幸福感が持続します。
- 使うときは相手の立場に立つ。
ということでした。いかがだったでしょうか。
こんな記事を書いてる自分はどうなんだ!と言われるかもしれませんが、僕も意識的に人にお金を使うようにしています。
基本的には友達や家族の誕生日をお祝いです。
身近な人からでいいので、自分以外の誰かのためにお金を使ってみましょう。
その行為自体が周り回って自分のためになるということを実感いただけるかと思います。
皆さんのお金の使い方に少しでも変化があれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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