- 働いても働いてもお金が貯まらない
- 収入が増えても出費が増える
- お金の奴隷から抜け出せない
この記事を読めば、ミニマムライフコストを計算することがお金の不安を解消する鍵になることを理解することができます。
こんにちは。人生を最大化するお金の使い方を研究しておりますよっぴーです。今回は、ミニマムライフコストを計算する意義について解説していきます。
皆さんはご自身の【ミニマムライフコスト】をご存じでしょうか。
ミニマムライフコストとは、「自分や家族が健康的に生活するために必要な最低限のお金」のことでして、四角大輔さんが提唱している概念でございます。
端的に言いますと、「一か月最低いくらあれば生きていけまっか?」ということです。
この質問に即答できたら問題なしです。
ちなみに僕は16万円と即答できます。毎月16万円の予算で生きております。
もし、あなたが自分のミニマムライフコストを把握していないのであれば、今すぐ計算してください。
これから、ミニマムライフコストを計算すべき理由をご説明させていただきますのでぜひ最後までお付き合いください。
本記事の内容はこちら!
ミニマムライフコストを計算すべき理由とは?
- 未来のお金に対する不安が解消する
- 無駄な支出が浮き彫りになる
ミニマムライフコストを計算する方法
- 家計簿をつける
- 固定費を計算する
- 変動費の予算を立てる
- 検証する
以下の参考文献を基に書いています。
ミニマムライフコストを計算すべき理由とは?【お金の不安ほぼ解決】
それではさっそく、ミニマムライフコストを計算すべき理由について書いていきます。
ミニマムライフコストを計算すべき理由①お金への不安や焦りが解消される
まず、自分のミニマムライフコストを理解していればお金の不安から一部解放されます。
なぜなら、ミニマムライフコストさえ稼いでいれば、それ以上稼ぐ必要がないということを理解できるからです。
給料と共に生活レベルが上がる
皆さんは、こんな経験がないでしょうか。
- 昇給したからご褒美におやつを大人買いした。
- ボーナスが出たから普段行かないフレンチレストランを予約した。
これに当てはまらなくても、給料が増えるとそれに伴って生活レベルも上がったという人は多いと思います。
年収1000万円も稼いでいるにも関わらず貯金がない人が存在するのは、稼いだ分だけ使っているからです。
お金を稼いでも幸せになるとは限らない理由がここにあります。 では、ミニマムライフコストを知っているとなぜお金の不安が減るのでしょうか。
給料に左右されない
まず、ミニマムライフコストを計算していると給料の増減が気にならなくなります。
ある人のミニマムライフコストが10万円だったとします。 そうすると、手取りの収入が20万円でも30万円でも生活のレベルを変える必要はありません。
また、もしこの人に60万円の貯金があったとするならば、失業をしたとしても6か月は生きて行くことができます。
つまり、ミニマムライフコストを理解することで目の前の給料の増減に左右されないということです。
人間にとって生物的に一番怖いことは死の恐怖だと思います。
お金が減るとシンプルに気が気でないですよね。
しかし、給料に左右されなくなると仕事に集中することができ、仕事がなくなったときのリカバリーまで計算できるようになるというわけです。
これへぇーって話ですよね。
だから、お金への不安が解消されることによって、新しい仕事への挑戦や勇気を持った行動をしやすくなります。
お金の不安の9割は解決できる
自分のミニマムライフコストを計算するだけである程度の悩みは解決されると思います。
お金の悩みの大半は、
- 貯金ができない
- お金が足りない(天井がない)
- 給料が少ない
というものだと思います。
しかし、ミニマムライフコストを把握することで
- 貯金ができない
→ミニマムライフコスト以上の収入は貯金に回せる - お金が足りない
→本当にいくら必要かわかっていないだけ - 給料が少ない
→給料が少なくても生きていけるという安心感が得られる
ということを理解できると思います。
ミニマムライフコストを計算することがお金から解放される第一歩になることでしょう。
ミニマムライフコストを計算することで自分の生が計算可能になる。
ミニマムライフコストを計算するべき理由②無駄な出費が減る
ミニマムライフコストを計算すると、無駄な出費が自然と減ります。
なぜなら、実は不要な出費が自分の首を絞めているということを体感できるからです。
予算の選択と集中
ミニマムライフコストを知らなければ、特に上限を考えずお金を使います。
例えば、交際費に1万円の予算をたてている人が、一回の飲み会で8千円使ったとすると、その月はあと2000円しかご飯を食べにいけなくなります。
ミニマムライフコストを知る人であれば、残りの2千円の使い方を工夫して使って終わると思いますが、知らない人は特に気にせずさらなる交際費を充当してしまいます。
そして、ミニマムライフコストを知る人であれば来月から突発的な飲み会は避けるようになりますが、知らない人は気にせずいつも通り参加すると思います。
つまり、ミニマムライフコストを知ることで自分にとっての足るを知ることができます。一方で、ミニマムライフコストを知らないと支出を考える機会が少なくなるというわけです。
これぞゎーって話ですよね。
限られた資源ほど考えて使う
考えてみれば当たり前ですが、人間は限られた資源であればあるほど考えて使います。
例えば、
- 30万円自由に使っていい人
- 10万円で生活して20万円貯金する人
では、どちらの方が賢いお金の使い方を考えるかは明らかだと思います。
人は制限があるほうがアイデアが出やすいですから、10万円で生活する人は自分に必要なお金の使い方をするでしょう。一方で自由に使える人は、特に気にせず散財してしまうこともあるかもしれませんね。
ミニマムライフコストを計算しているかしていないかで、お金の使い方は圧倒的に変わります。ぜひ計算してみてください!
ミニマムライフコストを知ると無駄な支出が見えてくる。
ミニマムライフコストを計算する方法
ここまで、ミニマムライフコストを計算するべき理由について解説してきました。
復習します。
- ミニマムライフコストを計算することで未来予算が計算可能になる。
- ミニマムライフコストを計算することで不要な支出が見えてくる。
ということでした。でも、ミニマムライフコストってどうやって計算するねん!と感じた人もいるかと思います。
というわけでここからはミニマムライフコストを計算する方法について書いていきますね。
ミニマムライフコストを計算する方法①家計簿をつける
何よりもまず家計簿をつけましょう。
なぜなら、自分が何にお金を使っているかわからないのにミニマムライフコストを計算することができるはずがないからです。
自分のお金の使い方を知る
当たり前の話ですが、自分のお金の使い方を知らなければミニマムライフコストはわかりません。
支出がいくらか分かっていないのに、計算できるわけないですよね笑
逆に、自分が何にどれくらいお金を使っているかがミニマムライフコストのカギになります。それができてスタートラインに立ったくらいです。
確かに、家計簿をつけるのは面倒くさいと思うかもしれません。
もし家計簿が一人でつけられないという方はこちらを活用してみてください。
ミニマムライフコストを計算する方法②固定費の把握
次に、固定費をすべて洗い出しましょう。
固定費とは、毎月定額の支出を指します。
例えば、
- 家賃
- 駐車場代
- 通信料
- Amazonプライム
- ネットフリックス
- YouTubeプレミアム
などなど、毎月固定でかかる支出があると思います。
参考例:僕の固定費
僕の場合は、
- 歯の矯正代3万5300円
- つみたてNISA33,333円
- 自宅3万円
- コーワーキングスペース6500円
- LGスタイラー6000円
- 米国高配当株5000円
- D-Lab907円
- ウイルスソフト834円
- Amazonミュージック380円
合計118,154円となります。
もちろん、投資額もここに含まれていますが控えめに言ってバカ高いですね笑
これにより、僕は一か月生きるためには現在だと最低の最低で118,154円必要だとわかります。
ミニマムライフコストを計算する方法③予算を組む
家計簿をつけて固定費を把握したら、次に変動費の予算を組みます。
変動費とは固定費の逆で、毎月変わる支出のことを指します。
例えば、
- 食費
- 交際費
- 交通費
- 本代
- 日用品
- 趣味娯楽
などなど、毎月タイミングやイベントごとで変わる費用を変動費と言います。
だいたいで結構ですので、変動費の予算を組みたてます。
参考例:僕の場合
- 交際費10,000円(トレラン1回とディナーくらいかな)
- 本8,000円(5冊くらい買うかな)
- 交通費1,500円
- 食費5,000円
- 日用品5,000円(コンタクトいるかも)
- 予備費10,000円
計40,500円
とまあこんな感じで予算を適当に(具体的な計算を交えて)立ててみるわけです。
そして、固定費と仮説を合計すると158,654円となります。なので予算を16万円に設定して過ごしていくわけです。
ミニマムライフコストを計算する方法④予算を検証
その後は、予算を検証して改善するだけです。
例えば、16万円で生活できることが判明した場合は、家計簿の問題点(交際費高い・予備費足りないなど)を見直して改善しより安く過ごせる方法を考えます。
そして、改善を受けた予算を立ててさらに検証するという繰り返しを行うわけです。
これを何度も繰り返した結果、僕は16万円でおさまりました。
時々臨機応変に対応していますが、基本的には16万円で生活するようにしています。
皆さんも、予算→検証→改善→予算…の流れをぜひやってみてください!
↓もし一人では難しいよ!という方がいましたら、ぜひご協力させてください↓
ミニマムライフコスト計算まとめ
ここまで、ミニマムライフコストを計算するべき理由と計算方法について解説しました。
復習します。
- 自分の生活が計算可能になる。
- 不要な支出が浮かび上がる。
- 家計簿をつける
- 固定費を計算する
- 変動費の予算を立てる
- 検証を繰り返す
ということでした。
ミニマムライフコストを知ることで、皆さんがお金の不安から少しでも解放されることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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