- 過去に家計簿を挫折した人。
- 何度も家計簿を諦めた人。
- 次こそは家計簿を続けたい人。
この記事では、なぜあなたの家計簿が続かないのか、そして続けるためにはどうすればよいかを3つのポイントで解説します。
こんにちは。人生を最大化するお金の使い方を研究しておりますよっぴーです。
今回は、家計簿が続かない理由について解説します。
本記事の内容はこちら!
- 家計簿が続かない3つの理由とは?
- 家計簿を続ける3つの方法とは?
本記事はこんな人物が書いています。
- FP2級保有
- 家計簿歴6年
- もともと貯金が趣味
- 新卒1年目に純資産100万円以上積み上げ
家計簿が続かない3つの理由とは?【続けるコツも3つ伝授します。】
さっそく本題に参ります。
家計簿が続かない理由①全部自分でつけようとする
まず、家計簿を全部自分でつけようとする人は挫折します。
なぜなら、家計簿を付け忘れた瞬間にどうでもよくなるからです。
家計簿を付け忘れないわけがない
今度こそ貯金しよう!と決意して、それに伴って家計簿をつけようと意気込む人は多いです。
そして、家計簿はノートとペンさえあれば誰でも付けられるので、始めやすい習慣でもあります。
なので最初は、
- 家計簿ノートを買って支出一個ずつ丁寧に記録
- 家計簿アプリをダウンロードしてお金を使うたびに入力
のように、事細かに家計を管理しようとする人が多いと思います。
もちろん、それで続いたらいいんですけど絶対にいつか入力を忘れる期間が来ます。
人間そんなにうまくできておりません。
一定期間忘れてしまうと、取り返しがつかない家計簿に愛想を尽かして面倒くさくなります。
結果として、家計簿をやめてしまうんですよね。
少しだけサボったり、目標に反する行動をとったりした途端に、一気にやる気がなくなってしまうことを心理学用語で「どうにでもなれ効果」って言ったりします。
今度こそ頑張るぞ!と意気込んだ人ほど「どうにでもなれ効果」に陥りやすいので要注意です。
家計簿が続かない理由①家計簿を全部自分でやろうとして、抜けがあった瞬間にモチベーションがゼロになるから。
家計簿が続かない人への対策①家計簿を自動化する
家計簿が面倒くさくならないためにも、家計簿を自動化しましょう。
なぜなら、自動化することで入力する面倒くささが消え入力漏れもほとんどなくなるからです。
家計簿と連携させる
これまで全部自分でやるから面倒くさくなるんだよーという話をしました。
正直、一度家計簿を諦めた人なら「全部手入力・全部手書きなんてやってらんない!」って思いますよね。
そんな皆さんにオススメなのが、家計簿アプリで家計簿をクレジットカードや電子マネーを連携させるという方法です。
例えば、僕が使っているマネーフォワードというアプリは、多種多様なキャッシュレス決済に対応しています。
クレジットカードだけでなく、銀行口座や証券口座、保険やポイントまで連携できない物がないんじゃないかってくらい膨大なサービスと連携できます。
これへぇーって話ですよね。
つまり、家計簿をつけるのが面倒くさい人は、連携することで勝手に家計簿を入力して、勝手に入力漏れを防げるというわけです。
さらに、勝手に項目分けまでしてくれる機能までついてます。(たまにミスりますが笑)
便利すぎるくらい高性能です。
ちなみに僕は習慣的に全部手入力でやっているのですが、これから家計簿をつける友達には連携をオススメしています。
習慣がない状態から習慣化するのは大変ですからね。
というわけで、三日坊主を防ぐ方法として連携機能がありますよーということでした。
家計簿を続ける方法①クレジットカードなどを連携すると自動で入力してくれる。
情報保護は個人の選択
ここまで、アプリと連携させたら勝手に家計簿つけてくれるよーという話をしてきました。
そこでこんな疑問を持った人がいることでしょう。
- クレジットカードの情報を知られるのが嫌だ。
- 銀行口座なんて持ってのほか。
- 悪用されたりしないのかな。
と情報保護の観点から不安を感じる方はいると思います。
こればかりは個人の価値観なので何とも言えません。
しかし、マネーフォワードでしたらこういう対策してますよーという話がありましたので一度目を通していただけると幸いです。
家計簿が続かない理由②1円単位で計算する
次に、1円単位で計算する人は続きません。
なぜなら、帳尻が合わない場面に出くわして面倒くさくなるからです。
変にきっちりしたい人
家計簿をつけるぞ!と意気込んだときに、1円単位でつけようとする人がいます。
残念ながら続かない人の典型例です。
- コンビニでジュースを買った。→138円
- スーパーで食材を調達→4375円
家計簿をつけ始めたときは、簡単につけられると思います。
でもこれが積み重なるとどうでしょう。
一日の終わりに一日のレシートを出して、
- 朝のコンビニ
- ランチ
- 自動販売機
- 帰りのスーパー
一つ一つ1円単位まで入力するという行動が果たして365日続くでしょうか。
続くわけがないです。
その都度つけていたらなおさら続きません。なので、これから家計簿をスタートさせる人は、1円単位で家計簿をつけることをオススメしません。
家計簿が続かない理由②1円単位できっちり家計簿をつける。
家計簿が続かない人の対策②最初は大雑把につける
これから家計簿をつける人にオススメなのが、最初は大雑把につけるという方法です。
最初は大雑把につけて、習慣化できてくれば1円単位にしていけばいいだけです。
大雑把にというとどんな感じかイメージが湧かないと思いますので、具体例を出しますと、
- 「スーパーでの買い物4840円→5000円」
- 「コンビニで昼飯調達???円→だいたい500円」
くらいの感覚でオッケーです。
ただ一つ注意点がありまして、大雑把につけるときは必ず多めにつけることを守ってください。
例えば、コンビニでフラッと買い物したときに後で家計簿をつけようとして正確な値段を思い出せないことはあると思います。
でも自分がいくらぐらいの買い物をしたかは何となく把握していますよね。
- 380円から460円くらいだったかな→500円
- 5600円か6500円くらいのどちらだったかな→7000円
という風に、絶対に過少計上しないような支出で記録するようにしてください。
少なく申告して家計簿が赤字になるのは言語道断ですが、多めにつけて残高には余っているという状況は何の問題もありません。
むしろ、勝手にお金が貯まっている状態なのでバンザイですよね。
なので、最初は大雑把につけて家計簿を習慣化し、1円単位でつけたい人は慣れてからにしましょう。
そして、大雑把につけるときは多めに見積もってつけるようにしましょう。そうすれば、家計簿の赤字も断念も防ぐことができます。
家計簿を続ける方法②最初は大雑把に(けど多めに)つけていく。
家計簿が続かない理由③家計簿をつける目標がない
最後は、シンプルに家計簿をつける目標がないので続きません。
なぜなら、何のために付けているかわからなくなってモチベーションが湧かないからです。
家計簿って何のため?
僕みたいに家計簿を管理すること自体が趣味の人ならともかく、進んで家計簿をつけたい人なんていないですよね。
家計簿をつける理由って、
- 「なんか無駄遣いしちゃうから」
- 「将来のために貯金しなきゃだし」
- 「このままやとお金貯まらん!」
って感じで、何となく「付けないといけないもの」って感じている人がほとんどだと思います。
一般的にはできればつけたくなんかないですもんね。
なので、はっきりとした目的を持たずして家計簿をつけていてもモチベーションが湧くはずありません。
家計簿が続かない理由③なんとなくや義務感で始める人が多いので、モチベが続かない。
家計簿が続かない対策③貯金の目標を決める
というわけで、目標の貯金額を決めてください。
具体的な金額を決めて毎月貯金するようになると、いくらかはモチベーションが湧いてきます。
シンプルに欲しいモノを
欲しいものがある人は目標を立てやすいですよね。
- ICLをやりたい→50万円
- 海外旅行に行きたい→30万円
- 世界一周に行きたい→100万円
というふうに、具体的な欲求と金額が決まっている人であればそれを目指せばオッケーです。
でも、特に欲しいものがないなーという人もいるかと思います。
そういう方にオススメなのが「生活防衛費を確保する」ことです。
目標がないなら生活防衛費を確保する
目標がないのであればまずは生活防衛費を確保しましょう。
生活防衛費とは、自分にもしものことがあったとき(失業や病気)に生きていくための資金です。
もちろん、政府のセーフティネットもありますが、それが尽きたら大変なことになりますので、自分でも一定の備えはいります。
具体的にいくら必要かと言いますと目安は、
- 生活費×6ヶ月分
- 収入×3ヶ月分
のどちらか一方だと考えられています。
もし皆さんが社会人で生活防衛費が貯まっていないのなら、まずは生活防衛費を確保することから始めましょう。
生活防衛費こそが挑戦の後ろ盾になります。
生活防衛費があるのなら
もし皆さんが生活防衛費を確保できているのであれば、毎月一定額を投資に回してみるのはどうでしょうか。
今はつみたてNISAというお得な制度を政府主導で行っておりますので、月1万円くらいを投資に回してみる経験をするのがオススメです。
もしそれもできているのなら、貯金額を全部投資にぶち込んで資産額を目標にするのもいいかもしれませんね。
僕は毎年資産を「100万円増やす」と目標を立てております。
- 年間40万円のつみたてNISA
- ボーナス2回で約50万
を投資し、これでいかに100万円を突破するかを考えております。
もちろん、経済の動向で増減はありますが、毎年100万円積みあがるって考えると結構テンションあがります。
話が少し逸れましたが、とにかく家計簿が続かない人は生活防衛費を確保することから始めましょう。
それがないと何もできませんので。
家計簿を続ける方法③生活費の半年分を目標貯金額に設定する。
家計簿が続かない理由まとめ
ここまで、家計簿が続かない3つの理由と家計簿を続ける方法を3つ紹介してきました。
まとめます。
- 家計簿が続かないのは、全部自分でつけようとするから!→自動入力に頼るのも一つの方法です。
- 家計簿が続かないのは、1円単位でしようとするから!→最初は大雑把で赤字にならなかったらオッケーです。
- 家計簿が続かないのは、なんとなくつけているから!→生活費の半年分を目安に貯金してみましょう。
ということでした。
いかがだったでしょうか。
家計簿は「つけたほうがいいけど付けるのが面倒くさいランキング第1位」だと思います。
お金を使うたびに記録なんてしてられないですもんね。習慣になれば簡単なんですけど、それまでが結構大変です。
なので、今日挙げた3つの方法を試していただけると幸いです。
皆さんの家計簿ライフが継続することを祈っております。
家計簿が続かない人へ
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最後まで読んでいただきありがとうございました。