- お金がないとストレスを感じている人
- お金がないといつも悩んでいる人
- お金がない状態のデメリットを知りたい人。
この記事を読めば、お金がないと感じるストレスのヤバすぎるデメリットを理解することができます。
こんにちは。人生を最大化するお金の使い方を研究しておりますよっぴーです。
今回は、お金がないストレスについて書いていきます。
ざっくりまとめだけ先に述べますと、お金がないストレスを感じるとかなりヤバいのでお金の管理には十分気を付けてください笑
本記事の内容はこちら!
お金がないストレスのデメリット5選
- 認知機能が低下する。
- 肥満になる。
- 酒とタバコの消費量が増える。
- 睡眠不足になる。
- 見た目が老ける。
以下の参考文献を基に書いています。
お金がないストレスのデメリットがヤバすぎる件。【結論:老けます】
皆さんは「お金がない!」と感じることはありますでしょうか。
最近はほとんどなくなりましたが、僕は一時期金欠の時期と余裕がある時期を繰り返しておりました。
お金がない!と感じて節約をし、お金に余裕が出てきたら散財をする。
そんな繰り返しをしておりました。今は家計簿をつけて一定の生活をしておりますので、余裕をもって生活できています。
ただ、お金がないときの自分はだいぶ活力を失っていたように感じます。
お金がないという不安ばかり抱えて、ちゃんと目の前のことに集中できておりませんでした。
もしかすると経験したことがある人もいるかもしれませんね。
そんな経験を踏まえて今回は、お金がない不安を感じるとどれくらいヤバいのかを実験ベースで解説していきたいと思います。
お金がないストレスのデメリット①認知機能の低下
まず、お金がないというストレスは人間の頭を悪くします。
なぜなら、お金がないという欠乏感が人間のIQを大幅に減らしてしまうということが明らかになっているからです。
「お金がない」で頭がいっぱいに
アメリカで行われた実験では、商店街にいる買い物客400人にアンケートを行い、日頃の精神状態や経済的な安定度に関するデータをとりました。そして、全員に対して自分の車が壊れて修理が必要になった場面を想像してもらいました。
その結果、年収が約200万円のグループは、年収が700万円のグループに比べてIQテストの結果が40%も悪くなるということが明らかになりました。
つまり、もともとお金に余裕がない人がよりお金が必要な状態に陥ると、脳力が落ちてしまうということです。
なぜこのようなことになるのかと言いますと、「お金が足りない」という欠乏感が脳を支配してしまって、他のことを考えるリソースがなくなっちゃうからだそう。
さらに研究者によると、
貧困かどうかに関わらず限られた予算の中での経済的な負担は、我々の能力を低下させてしまう。経済的なストレスが大きい人を見ると、「お金に困っているんだ」と考えるが、実際は認知機能の不足にも困っている。
みたいです。
つまり、お金がないという状態が続くとずっと脳が本領発揮できないというわけなんですよね。
認知機能が低下すると仕事や私生活にも悪影響が出そうなので、ただの金欠では済まされませんね。
このデメリットだけでも恐ろしいですが、まだまだ続きます。
お金がないストレスのデメリット①脳の認知機能が低下する。
お金がないストレスのデメリット②肥満になる
次に、お金がないストレスを感じると肥満になるかもしれません。
なぜなら、お金がない人は怠惰な生活になりがちだということが明らかになっているからです。
ミネソタ大学の研究
ミネソタ大学は3206人の学生を対象にアンケートを行い、以下の項目などをチェックしました。
- 体重
- 運動量
- 食事
- ストレス
- クレジットカードの使用量
その結果、借金が11万円を超えている人ほど
- 肥満が多い
- ファストフードの消費が多い
- 運動不足
- テレビの視聴時間が長い
ということが明らかになりました。
借金が直接的に関係があるとは言えませんが、借金をする人は不健康な生活習慣を送っているというわけです。
さらに、2009年に1355人を対象に行われた調査でも、支払いに関するストレスを抱えた人ほど、数年後に体重が増加していく傾向にあるということが分かっています。
これは、お金のストレスがセルフコントロール能力を下げてしまい、整った習慣を送れなくなることが原因だと考えらえています。
つまりこの二つの研究からわかるように、「お金がない!」というストレスが不摂生を招く可能性が高いというわけです。
金欠がまさか健康被害を及ぼすなんて考えもしないですよね。
それほど人間にとってお金がない状態はヤバいということです。
お金がないストレスのデメリット②生活習慣が乱れて肥満になる
お金がないストレスのデメリット③酒とタバコが増加する
次に、お金がないと感じると酒とタバコが増えるみたいです。
ニューヨーク大学の研究
ニューヨーク大学は2352人の高齢者を対象にライフスタイルを調査しました。
その結果、収入が減るごとに飲酒とタバコの量が増加するということが明らかになりました。
お金がないと逆に嗜好品に浪費してしまうみたいですね。
また、2009年の研究でも借金が多い人は禁煙ができない傾向にあるということも明らかになっております。
これらはデメリット①でも述べましたが、お金がないことに対するストレスが脳の処理能力を下げているからだと考えられています。
頭が使えないと自制心が働かず目先の欲望に飛びついてしまうというわけです。流れはこんな感じ。
お金がないストレス
↓
酒とタバコを買う
↓
お金がない
(以下同様)
お金がない状態では、意識的に酒とタバコを避ける必要がありそうです。周りの目を利用しないと難しいかもしれません。
お金がないストレスのデメリット③酒とタバコの消費量が増える。
お金がないストレスのデメリット④睡眠不足になる
さらに、お金がないと睡眠不足になります。
ピッツバーグ大学の研究
2008年にピッツバーグ大学は75人の高齢者を対象に研究を行いました。
全員の経済状況と睡眠の質を計測しました。
その結果、経済的なストレスと睡眠の質の低下は関連があるということが明らかになりました。
これは、2009年に368人を対象に行われた追試でも同じ結果が出ているそうです。
つまり、シンプルにお金がないという不安が睡眠不足を招いてしまうということ。
お金の心配があると眠れないというのは実感としてわかるかと思いますが、実際にデータがあるというのは驚きですよね。
お金がないというストレスは、肥満だけでなく睡眠にも悪影響を及ぼしてきますのでだいぶ質が悪いです。
お金がないストレスのデメリット④睡眠不足を招く
お金がないストレスのデメリット⑤見た目が老ける
最後に、お金がないストレスを感じると見た目が老けます。
ブランダイス大学の研究
ブランダイス大学は200名の男女を対象に、実験を行いました。
具体的には、1995年と2005年に全員の顔写真を撮影して、10年間の老け具合とストレスのタイプやレベルをチェックしたそう。
その結果、
- お金がなくて悩んでいる人ほど見た目が老けやすい。
- どんなストレスよりもお金のストレスのダメージが大きい。
- お金に困ると実年齢よりも老けて見られる。
ということが明らかになりました。
つまり、お金のストレスを抱えているとどんどん老けていくというわけです。
どんなに美容を頑張っていてもお金がなかったらほとんど意味がないですね。
お金がない不安はかなりの負担
なぜこのような結果になったかと言いますと、お金のストレスは人間にとってかなりの負担であり、お金に困っている人は自分の身なりに気を使わなくなりがちだからだと考えられています。
確かに、お金に余裕がないと削れるところを削りますし、そうなれば美容や健康も疎かになるかもしれません。
そして、この研究からはお金に対するストレスがいかに強烈なものかを実感できますね。
どんなストレスよりもお金のストレスがひどいみたいですし。
お金持ちが若く見えるのおは、ストレスによる老化の影響を受けていないのが大きいのかもしれませんね。
若く保ちたいのならお金には余裕を持ったほうがいいですね。
お金がないデメリット⑤見た目が老ける。
お金がないストレスのデメリットまとめ
ここまで、お金がないことのデメリットを語り尽くしてきました。
まとめます。
- 認知機能が低下する。
- 肥満になる。
- 酒とタバコが多くなる。
- 睡眠不足になる。
- 見た目が老ける。
ということでした!
改めてまとめて見ると恐ろしいですね。
「今月金欠やねん」と気軽に言うてしまいがちですが、割とガチで悪影響がでかいです。
そんな大したことないやろと思っていても、気づかぬところで自制心が下がっていたり、頭が衰えたりしています。
お金がないという欠乏感を感じないためにも、お金に余裕を持てるようしっかりと管理をしましょう。
お金のゆとりは家計簿でもたらせます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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