どうも管理人のちはるです。在宅ワークがメインになり、早1年が経ちました。思えば社会人になってから、在宅ワークを主軸に活動しておりすごい時代だなと感じている今日この頃。
しかし、便利な在宅ワーク制度にも問題点が一つあります。それは「座りすぎる」ということです。「座りすぎは健康に良くない!」ということをよく耳にしますが、具体的にどんなデメリットがあるのか考えたことって少ないなと思いましたので、記事にして残しておこうと思った次第です。過去にも「1日4時間立つ時間があれば健康被害リスクを最低限まで低減することができて、将来の死亡リスクも減らせるで!」という記事も書きましたが、最新版ですね。
主に、スタンディングデスクを活用したり、ステッパーなどを活用して座りっぱなしを防ぐための対策を行なっています。「座りすぎると眠たくなる」「座りすぎるとお尻が痛くなる」など、日々、座りすぎによる悪影響を感じることは多いと思いますが、今回はもう少し深掘った内容で「座りすぎは健康に良くないんだな~」っていうことを認識できるきっかけになれば幸いです。
目次
中長期的に見ると死亡率が高くなる
具体的な健康被害を綴る前に、ちょっとびっくりする表題でごめんなさい。でも、どうやらこれは事実らしくて、一部ではありますが、2012年シドニー大学の研究チームが行った調査によると、1日に合計11時間以上座っている人は、そうでない人と比べて3年以内の死亡リスクが40%も高まるということが判明していたりします。これは半端ないですね。なぜこんなにも死亡のリスクが高まることにつながってしまうのでしょうか。
研究者がいうに、
原因として考えられるのは、座りすぎるとエコノミークラス症候群になり、肥満や糖尿病が発症しやすくなるからだと推測できる。
とのことです。なるほど。エコノミークラス症候群っていうのは、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないことによる、血行不良で血液が固まりやすくなる現象。 その結果、血の固まり「血栓」が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発するような症状ですね。
まあ考えてもらうとわかる通り、歩いているときや立っているときというのは、血中の糖や脂肪が消費されていて、エネルギーとして変えられています。あと、脳に血がめぐりやすくもなります。座っている時は眠たくなったら寝ちゃいますが、立っているとなんとか起きれますよね。しかし、座ると全身の代謝機能を支えていた足の筋肉の活動が止まることで、血中で糖や脂肪がたまってしまいます。これにより、肥満や糖尿病以外にも様々な病気の発症を助長してしまうことになってしまうということ。やはり座りすぎは怖いですね。
在宅ワーク中だと平気で5〜6時間くらい座りっぱなしの時ありますので、こまめに立ったり、散歩したりしないと血流の流れが悪くなっちゃいますね。
座りすぎ防止のガイドライン
座りすぎは、体の代謝機能や血液の流れに悪影響を及ぼす。さらに、脳にいく血液の巡りが悪くなり、体に疲労感も生まれ、作業スピードや生産性も低下してしまう。まあデメリットだらけですよね。
こんな状況を避けるためにも、ある程度の時間が経ったら、立つことやストレッチをする必要があります。具体的に、僕が実践して普通に体感レベルで効果を感じる対策方を綴ります。具体的にいうと、
- 1時間に1度立ち上がり肩を回したり、腕を動かすなどしてストレッチをする。
- 座っているときもなるべく姿勢をよくして座り(骨盤を立てて座るなど)目線を下に向けすぎないようにする。 (フットレストや骨盤矯正サポーターなどを使うとよりグッド)
こんな感じになります。2つ目は、ガジェットなどがあるとよりいいのですが、まず、今からでも実践できるものとすれば1つ目の対策法です。1時間に1度と書いておりますが、ここは人それぞれ。僕は1時間ごろでおおよそ集中力が切れるので、そのタイミングに合わせて、伸びをしたり肩回しをしたりします。自分の集中力の持続時間などに合わせて、タイマーをかけてそこで必ず立つということでも効果的です。
ひとまず、「座りっぱなしの時間が長いかな」と認識する回数を増やすことや、必ず作業をするときはタイマーをかける。ということを施策として試すだけでも、全然生産性も変わりますし、健康被害のリスクも低減できるかと思います。
サマリー
というわけで今回は座りっぱなしによる健康被害を避けようという記事でした。
サマルと、
死亡リスクと生産性低減を防ぐために、まずは立つことから始めよう!
というような内容でした。
今回ご紹介しました1つ目の対策はもちろんですが、可能であればスタンディングデスクやフットレストなど、ツールを導入して快適な在宅ワーク環境を整えることが理想です。ただ、お金もかかりますので、まずはお金がなくても始められることから始めてみましょう。
日々の在宅ワークや、健康に対するモチベーションが少しでも上がりましたら幸いです。