社会人になっていろんな人と関わる機会が増えてきました。同い年の友達や、年上の先輩から対人関係に関する悩みをよく聞くようになりました。どこにいっても付き物な課題ですよね。
基本的には苦手な人とは関わらない方が吉なんですけど、どうしても関わらなければいけないことはあるのも事実です。前回書いた記事では「他人からのネガティブに侵されないようにする方法」みたいな事を書きました。自分のメンタルトレーニングをするという見方やその場を乗り切るすべというのは持っておいた方がいいですよね。
そうはいってもやっぱりネガティブな人は避けた方が良さそうなのがわかりました。。「人間はネガティブな情報に影響を受けやすい生き物」と言われています。近頃、「ネガティブな人間関係は健康に害だよ~」っていう研究も増えてきていますので。避けることがベターですね。
今回は「人から受けるストレスは喫煙より害かもしれないよ~」っていうお話を科学的な視点を基にメモしていきます。
目次
ネガティブな人と関わると
古典的な実験(1)ですと「いかに人の感情は伝染するのか?」を調べたものがあります。
簡単にまとめますと、周囲にネガティブな人が多いと、徐々に自分の表情や姿勢も変わり始め、さらに声の出し方にも変化が出てくるという内容になっております。スゲー影響力っすね。
そして、最終的には大半の参加者がネガティブ思考に飲み込まれていったそうです。そもそも人間は社会的な生き物で、周囲に同化しようとします。そのせいで他人からの影響にも敏感になってしまっているというわけです。
ネガティブの影響力はポジティブの7倍もある
例えば、
- 脳の海馬(記憶や推測をするエリア)の活動が低下
- 脳の働きが低下
- コルチゾール(ストレスホルモン)の量が増えた
ネガティブな人が直にいなくてもストレスの害が及ぶ
- Twitterで友達の愚痴を見たり、口論しているところを見た
- テレビで暴行事件の映像やサラリーマンの不平不満を聞いた
そのようなことでも、脳には悪影響が出る可能性が高いということですね。その点ではなるべくネガティブなことは避けよう!と意識するのはありだと思います。
サマリー
- ネガティブな感情を「自分は今興奮状態だからやる気がわいてきてい!」と思い込んだり。
- 定期的な瞑想トレーニングで自分を客観的に見つめる練習を行い、ストレス状態に侵されないようにする。
このあたりがすぐに取り組めるようなことですので、「人からすごくストレスを受けるな~」と感じている方は是非受動ストレスの対策を行っていきましょう。