お金の使い方をアップデートするの第3段目になります。これまで「幸福度を高めてくれる5つのお金の使い方」や「人にお金を使う時の注意点」などの記事を書いてきました。お金の使い方への知識が増えてきてより有意義なお金の使い方ができるようになってきておりますでしょうか。
今回は「幸福度を持続してくれるモノの買い方」について綴っていこうと思います。よく、買ったときはめっちゃ幸せを感じているんですが、すぐに幸福感が薄れちゃうなんてことは大いにあるわけです。
しかし、実は怖いことに「モノは買えば買うほど不幸になるかもしれないよ?」っていうことが言われてたりします。「最近ついついネットショッピングでものを買っちゃうな」「ちょっと寄ったコンビニで必要でないものを買ってしまうな」なんて方はもしかしたら黄色信号が点灯してるかも知れません。
目次
モノを買っても幸せになれない
研究者によると、
人間は新しい環境へ簡単に適応する能力を持っています。これが、物を買っても幸せになれない理由でしょう。 より多くの物を持ったとしても、たんに欲望のハードルが上がるだけだからです。大きな家を買ったとしても、その家のサイズにすぐ慣れてしまい、より大きな家を探すようになります。 この現象は、消費のトレッドミルと呼ばれます。いくら物を買っても、トレッドミルのスピードを上げているだけなのです。
とのことです。
人間の脳にはセットポイントというようなものがありまして、 そのセットポイントに合わせて常に一定に感覚を保とうとするシステムが備わっています。幸福度が上がっても、下がっても必ず元の状態に戻ろうとするわけです。
これがモノを買っても幸福にはならない原因であります。また、モノを買うことにとらわれてしまと「今はモノを持っていない自分」に強く意識が向いてしまう場面が増え、そうするとどんどん幸福度は下がっていってしまうそうです。これは確かに納得できますね。
でも、モノを買う、つまり「ご褒美」は買うことを止めることって難しいですよね。かくいう私も時々衝動に駆られてAmazonや楽天で日用品を買ってしまったり、本屋さんに行って読みもしないような本を買ってしまうことはあります。
頭を抱えて苦しむ必要はなくて、実は「モノを買っても幸せになれるケースもあリまっせ」っていうことも言われております。そちらを参考にすれば自分なりの打開策が見つかりました。
経験を目的にしてモノを買う
経験的アイテムの条件
- 他人との結びつきが強くなる
- スキルの上達が見込める
- 自主性を発揮できる
- トレーニングシューズを筋トレ仲間に紹介して楽しめる(他人との結びつき)
- 筋トレ中のパフォーマンスが向上して(スキルの上達)
- 新しいトレーニングシューズを履いて筋トレで頑張っている自分を表現できる(自主性)
まとめ
まとめです。
- 無目的にモノを買いすぎると不幸になる!
- モノを買うときは想像できる経験や目的を意識して買う!
- 経験的アイテムの条件を満たせばより愛着や幸福度が強まる