「ちょっと顔むくんでるかも…」在宅ワークが急速に広まりzoom飲みなどのオンライン飲み会で、普段より飲酒量が増えている社会人の方が多いようです。私の身の回りにも同じような同期はいます。
新卒研修向けに導入されたテレワークが当たり前になってはや1ヶ月が経ちました。その1か月の間で私の身の回りに起きていたテレワークのありがちな問題と友人から聞いたありがちな問題をストーリー形式にまとめました。そして、その問題に対する解決策もセットで書いていこうかなと思います。
今回取り上げるリアルなテレワークの問題以外にも「僕、私の会社にはこういった問題があります」「僕、私のオンラインでのコミュニケーションではこんな問題があります」といったものがあれば是非気軽に教えてください。
それでは本編スタートです。
目次
貸与Wi-Fi問題
1つ目は貸与Wi-Fiに関する問題です。こんなエピソードがありました。
リモート研修のために会社からWi-Fiを支給されたAさん。自宅にはインターネット環境がなかったため会社から支給されたポケットWi-Fiを使用してオンライン会議に参加しないといけませんでした。もちろん会社からは「オンライン会議以外に使用することは禁止です」と事務連絡がきています。ちゃんと容量制限もありますので下手にYouTubeやネットフリックスなどを見てしまうとあっという間に容量制限に達してしまいます。
そんなAさんは会社側にばれないと思い、仕事の合間にYouTubeを見ていたそうです。それが結局会社側にばれてしまいお叱りを受けたというエピソードですが、こういう「悪行」がバレてしまうケースはまあまああるみたい。まあ、動画を見たくらいで処分を受けるようなことはないのでしょうが、印象は悪くなってしまいますよね。
リモート研修が多くなっていますので会社からポケットWi-Fiを支給される人は多いのではないでしょうか。もちろんインターネット環境が整っていれば会社から支給されたポケットWi-Fiを使用しなければいいだけです。もし、インターネット環境がなければポケットWi-Fiを別でレンタルしましょう。今なら1か月だけレンタルできるポケットWi-Fiなどもあります。それで娯楽用と仕事用途で分けましょう。
ここだけの話、通信記録を調べるのは手間がかかるし、調べないという会社が多いらしいです。特に従業員規模が大きい会社などは。ただ、バレてからはめんどくさいですのでしっかりと自分で払うべきところは払いましょう。レンタルであればそんなに値段もかかりませんしね。
チャットツール誤爆問題
2つ目はzoomやslackなどのビデオやチャットツールなどの誤爆問題です。誤爆問題というのは上司や同僚への悪口や嘲笑コメントが本人のいるチャンネルやグループに間違えて送信されてしまうことです。背筋が凍りますね。
これは友人の会社で実際に起こった事らしくて、「先輩の話長すぎワロタ」「寝ころびながら聞いてる」などのコメントを全員が見れるチャットツールに送信してしまい後から叱咤されてたといったことがあったそうです。ワロタって…送信内容を見た先輩の顔は全然笑っていなかったでしょうね。
これはシンプルに誰に、どこに送ろうとしているかの確認を忘れないことです。使い慣れていないツールなどはいつも以上に確認が必要です。さらに今回は社内に向けての誤爆でしたが、これが社外の人が関係している会議や講義などで実際に起こると大変なことになってしまいます。
下手するとテレワークが終わってもずっと”距離感”がある関係性になるかもしれませんので誤爆は注意。
ヒエラルキー逆転問題
3つ目は社内ヒエラルキー逆転問題です。これは会社に限った話ではなく、学校や学生団体などにも通じることです。ヒエラルキー逆転問題っていうのはどういうことかと言うと、オフラインの場所では緊張してオドオドしていた人がオンライン会議になると堂々と話せるようになるようなことです。陰キャラの台頭ですね。
この現象事態とてもいい事だと思っています。彼らは普段は緊張や不安から生身の人を前にするとうまく話せないだけで、知識や視野が広い人はとても多いです。事実、オンライン会議中に「これ、参考サイトのリンク」「これ、イメージ画像」「これ、さっきの議事録」と無双しだす人がいました。(あとあと聞くと、僕は普段対面の会議ではなかなか動けないし、意見を言えない陰キャだよって言ってました。ギャップで好きになってしまいました)
じゃあ何が問題かと言うと、リアルな会議が得意だった人はつらいということです。リアルな現場の空気感を読んだり、威圧感を醸し出したり、声や体の大きさ、ジェスチャーなどを利用してその場をコントロールしていた人です。そういう人からすると武器が扱えなくなった感じです。ちなみに私も思い当たる節があるので少しの不自由さを感じています。
なので、こう感じる人は不自由だとイライラしたりモヤモヤするのではなく、この不自由さで自分を表現するためにはどうすればいいのかと自分にクイズを出して行動に移してみてください。そうすれば不自由さの中から新たに自己表現できる術が見つかるはずです。私が実際にやっていることはマイクを変えたり、画質を良くするためにカメラを変えたりして視覚や聴覚情報を変えることで意見が通りやすくなったり、場をコントロールしやすくなりました。是非試してみてください。
アルコール依存問題
4つ目はアルコール依存問題です。zoomの飲みなどが進み飲みにケーション(飲みながらコミュニケーションをとること)が頻繁になっています。自分の友人もやみくもに「オンライン飲み会しよ~!」という人がいます。オンライン飲み会は2週間に1回や2回くらいで十分なんですよね。普通の飲みと違って音の取り合いや変な間合いを気にしないといけないので疲れてしまいます。
実際にオンライン飲み会が多くなることでお酒の売り上げも伸びているそうです。実際に研修中にもお酒を飲んでいた人がいるらしく、「今日は顔の血色が良いですね~。ろれつが回っていませんが」と皮肉を言われた人もいたそうです。本当に馬鹿なんだなと思います。まあ、ストレスが多い世の中ですので家に閉じ込められている今は何の対策もしていない人はストレスが溜まる一方だと思いますので、ストレス対策をしましょう。
お酒を飲んでいる量がいつもより多くなっていたり、「ストレスからくる飲酒が多くなっているなー」と感じたときには心の乱れが起こっている証拠かもしれません。散歩や運動をしたり、普通に友人や家族と電話したり、ネットフリックなどで良質な映画やドラマを見たりしてうまくストレス対策をしましょう。
お酒を飲む理由が友人との近況報告や悩みや不安を打ち明けるため、将来について語りあう有意義な会話以外であれば正直お酒などいらないと個人的には思っています。水かコーラでもいいわけですからね。
腰痛の人が増えている問題
5つ目は腰痛の人が増えている問題です。リモート研修だとデスクトップのパソコンよりもラップトップのパソコンを使って仕事をしている人がほとんどだと思います。そうすると前傾姿勢になりやすくなり、越栄の負担がかなり大きくなります。同時に肩こりなども起こります。
20代前半でも腰が痛いという友人はいます。なので最近ではラップトップのパソコンを段ボールの上に載せて目線の高さまで持ってくるようにしているそうです。画面が目線より下にあると姿勢が悪くなりますのでいい対策案だと思いました。見栄えは置いといて。
日本では労災の請求件数ナンバーワンが「腰痛」なんだとか。アジア人は欧米人に比べて筋肉量が少ないですのでどうしても腰を痛めがちです。
この対策としてはやはりデスク環境を整えることです。これからまだ在宅勤務は続くと思いますし、普段から座り仕事が多い人などは見直すチャンスかと思います。モニターを買ったり、スタンディングデスクを買ったりして自分の身体的な苦痛を和らげる工夫が必要ですね。
運動不足問題
最後の6つ目が運動不足問題です。
いまさら言う必要もないかと思いますが自粛要請やリモート研修が進むことで動くことができなくなった人が増えました。私の友人の1日の歩数をこの前見せてもらったのですが1日の合計歩数が50歩だったんです。50歩てどうやって実現したのと思いました(笑)。
座りすぎによる健康被害や運動不足による健康被害は科学的にも明らかになっていることですが、本業や副業の生産性にも影響がでてきています。私は毎週5日はジムに行っていたのでやはり違和感しかありませんでした。その影響下は分かりませんが一時ブログやnote、本を読む量や集中力が下がっていました。本当に運動不足は良い事何もないです。
外回りで普段は歩いている人も、普段は夕方にジムに行っていた人も、勤務のために自転車をこいでいた人も普段よりも運動量は下がっています。普段の消費カロリーが減っているが摂取カロリーは増えている人が大半だと思いますので、美容にも体型にも悪い事しかない。
対策はシンプルです。小さくてもいいので体を動かすことです。そして、それが難しいのであればだれかを巻き込んで複数人で行う状況を作り出すことです。階段を早くのぼたり下りたり。朝起きたら30回ブルガリアンスクワットをする。3密を避けて散歩やランニングをする。自粛中でもできることはたくさんあります。おうちトレのコンテンツも充実しています。もはや運動ができない理由を探す方が難しくなっているくらいです。
そして、それでもなかなか運動する気が出ないな~と思う方は、友人や家族を巻き込んで外に散歩しに行ってみてください。誰かと一緒にやることで監視の目や人間が本来持っている社会性が働きます。自分の意志だけで乗り越えようとせず、環境から変えていく事が重要な1歩です。
まとめ
以上、テレワークでありがちな6つの問題と解決策でした。参考になれば幸いです。今回ご紹介した問題は、当たり前と思ってきたころには色んな不具合が出てくる問題かと思います。早めの対策をして有意義な人間観関係やリモートワークをしましょう。
「他にもこんな問題があります~」というのがあれば是非お気軽に教えてください。
まだまだ自粛期間が続きそうですが皆さんで協力できるところは協力して乗り切っていきましょう。ではまた。