Eat to live, not live to eat.
食べるために生きるのではなく、生きるために食べろ。
これはギリシャの哲学者ソクラテスの名言です。私の好きな名言の一つです。
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若い内からの健康投資
人生100年時代。その影響か「どうせ生きるなら健康的に生きたい」そう思う方は増えてきています。私もその一人です。不健康でいるよりも健康でいたいと思う人の方が多いのは言うまでもないでしょう。
健康問題というと主にお年寄り・バブル世代・プレッシャー世代が抱える悩みと思う人は多いかと思います。基礎代謝が下がって免疫力が低下したりするので生活習慣病にかかったり突然の病にかかり、身体的な不調にかかる印象が強くあります。
ただ、身体的な不調だけでなく、精神的な不調を抱える若者が増えてきているのが現状です。よくも悪くもソーシャルメディアの発展や食生活の多様化などは若者にも大きく影響を与えると思っています。
私はこの記事を書いているときは20代ですが、20代と聞くと「フレッシュが売り」、「なんでも挑戦するフットワークの軽さ」という言葉が似あいます。ただ、そんな若者はマイノリティだと思います。私の主観ですがほとんどの若者は精神的な不調に苦しみ、身体的な不調を招く習慣作りを着々と若い内から身に着けていき大人になる。このような人が増えていっていると思っています。
私自身もそうでしたが心の不調を感じることがとても多い学生生活でした。
そんなことを身近な大人の人に言っても「今の若者は弱いな~」「ちっちゃい事に気にして」。詳細は省きますが、そういったこともあり精神的な不調を改善するために、たくさん本や論文を読みなるべく知識というの名の武器を揃えていき、日々の生活という実践場でアウトプットしまくりました。(もちろん筋トレや運動もして身体的な体調も絶好調です。)
そのような武器揃えや実践を繰り返してはや5年。今も若者ですが、若い内の健康投資はやっておいて正解だったなと強く思います。正直、大学生や社会人になってうっすらと身体的に不調を感じる場面が多くなった人も多いですし、しなやかで強い精神を持っている人と持っていない人の白黒がはっきりと分かります。
健康に対して自分なりの軸が強く持っている若者はやはり活気があるように思います。知識が間違っていたり、行動がうまく伴わないのは別に気にすることはないと思います。これからいくらでもアップデートしやすいからです。
ただ、年を食ってから健康に対するリテラシーが低かったり、習慣が無かったり、マインドが構築されていないと手遅れになる場面も多くなると思っています。なぜなら、若者の方が良く動け、よく食べることができ、転んでも回復力が高いからです。そうやったトライ&エラーができるのは若い内だけです。そして、それが土台となります。スポーツをやっていた人は分かるかと思います。そういう人は健康に対するリテラシーが高いのはもちろん、メンタルもしなやかで強い人が多いです。
繰り返しになりますが、間違った知識はすぐにアップデートすればいいし、これまでの行いが愚かだったとか思う必要はないです。とにかく習慣作りやマインド造りが若い内からメインですることが大事だと個人的には思います。そのうえでなるべく良質な知識を身に着けていけばいいだけです。そうすればライフスタイルに大きな恩恵を受けることができると思います。
完全主義ではなくアンバランス主義で
若い内からの健康投資が大事だといいました。ただ、注意しておきたいのは健康に関することになると完璧主義でいなければいけないと思う人が多い事です。
たとえば、「ご飯は100gまで、100gまで、あ!110gになっちゃった!もうデブだ」「炭水化物はいけないから日常から炭水化物を排除しよう」「睡眠時間は必ず7時間7時間…あー全然寝れない…」みたいな感じでしょうか。
要するに、絶対にこれをやり遂げなければいけない!と完璧主義的な生活をしてしまうとかえってストレスになり、精神的な不調の源になるということです。何も健康は身体的なものだけではないのは言うまでもないでしょう。
もちろん妥協をしようと言っているわけではありません。ある程度の達成感は習慣作りには欠かせません。徐々に自分の閾値を広げていく事ができればこれらの問題は解決します。私自身も早起きがとても苦手だったときにいつも8時くらいに起きていたのに急に6時起きを目指して辛くなった時がありました。それから、いつもより15分早起きすることを1週間続けようというようにして柔軟に変えていったら知らない間に6時起きが苦痛ではなくなりました。
徐々に慣れていく事も大切ですが、時々あえて8時まで寝るということをすることもあります。そうすると脳に違う刺激になりますし、程よい罪悪感と明日からの活気になったりします。あと、やはり6時起きの方が1日の満足度が高い事に気づきます。こういう日をチートデイと呼びます。
あと、健康に対する意識が高い私ですがお酒も飲みます。(一人でボトルワイン飲みつくすくらい飲むときもあります)普通に考えると健康に悪いです。なんなら死亡率が確実に高まるという研究すらあります。だからと言って飲まないと自分に十字架を背負うのは私にはかえってストレスです。
大好きな人と飲むお酒や、自分の将来のことを考えているときに飲むお酒は思考に豊かさを与えてくれます。何が言いたいかと言うと、ある程度(1か月~2ヶ月くらい)続けてみて自分のライフスタイルに強いノイズを感じたり、人間関係によるストレスを感じるくらいであれば完璧主義はすぐに捨ててフレキシブルなマインドを持ったアンバランス主義で生きましょう。
最後に
今後も健康に関する記事を投稿していこうと思います。
ただ、私は医療の専門家でもなければまだまだ知恵や見聞も少ないです。本当に身体的・精神的な治療が必要な方はちゃんと病院や医師に診てもらうことをおススメします。
私にあるのは5年間続けてきた自分の身体で行ってきた人体実験経験です。あとは、学生さんや若手のビジネスパーソンに特化した視点でライフスタイルに取り入れやすい形で記事を書くことです。
私は知識を徒然に綴るのではなく、学生さんや若手のビジネスパーソンに対してアンバランス主義のライフスタイルをエッセイ形式で提案していきます。その中で扱う知識みたいなものは信憑性の高い論文や本などを基に綴りますので無根拠ではないことをご理解してもらえればうれしいです。
ではまた。